京王帝都電鉄１９００系は、昭和２８(１９５３)年に翌年にかけて新製された形式で、井の頭線で前面２枚窓の「湘南顔」を採用した初の車両となりました。 １３両（デハ1901～13）のMｃ車のみが製造され、常に他形式と組んで運用されていました。 サハ１２５０形は、戦災復旧車と車体更新し、さらに中間車化した車両で、その車歴は、帝都電鉄時代に遡ることができます。
晩年は３０００系の増備により朝のラッシュ時のみの運用となり、昭和５９(１９８４)年１月２２日にさよなら運転が行われ、廃車されました。
本製品は、数ある編成の中からシールドビーム化後の先頭車と、完全な中間車に改造したデハ１９１３を含む１９１１編成（デハ1911+サハ1256+デハ1913+サハ1254+デハ1904）をプロトタイプとしました。
張り上げ屋根のデハに普通屋根のサハ、車体長の違い、客扉窓や戸袋窓の形状、車体番号の色違いなど５両すべてが異なる凸凹な魅力あふれる井の頭線旧型車を忠実に再現しています。

車体はエッチング・プレス、前面はロストワックス製、台車はデハがＫＢＤ－１０７でロストワックス製の新規製作品、サハが日車Ｄ－１６（日光モデル製）です。パンタグラフはＰＴ４３(銀)です。室内にはキャブインテリア・客室内インテリアを装備、室内灯は白色チップＬＥＤ仕様、前照灯・尾灯もすべてＬＥＤ仕様です。動力は、２両のサハに、キャノンＥＮ２２軸短モーターとＭＰギヤシステム（電車用Ｇ－軸距26.0㎜ φ10.5スポーク車輪）を搭載しています。

［付属品］
ナンバー・社紋等　　　貼付済です。
前面行先幕　　　　　　「渋谷」を装着済です。添付品はお好みでご利用ください。
ワイパー　　　　　　　よく切れるニッパ等で切り離し少量のゴム系接着剤で貼付します。
乗務員ドア下ステップ　床下にネジ（1.4×2.5）止めします。
　　　　　　　　　　　※走行の支障となる場合もございますので、展示する時に装着してください。

[注意事項]
こちらの商品は、アウトレット品(中古品扱い)のため返品・交換は、致しかねます。
アウトレット品のため、付属品は未使用・走行歴はありません。
(※箱ラベルと車体下に、カツミ認定中古品シールを貼付済)
また、カツミポイント利用並びに対象外となりますので、ご注意ください。