東急電鉄６０２０系は、平成３０(2018)年３月より営業運転を開始した大井町線・田園都市線の急行列車用に導入された通勤形電車です。同年１１月には車体側面にオレンジ一色のラッピングを施した「Ｑシート」車両を３号車に組み込み、翌１２月より有料座席指定サービスを開始しています。
本製品は、有料座席指定サービス車両として、ロングシートからクロスシートへ転換した「Ｑシート」車両の姿を模型化したもので、全２編成の内、６１２１編成をプロトタイプとしています。ナンバーやロゴを始めとする表記類は印刷処理によって再現しました。

6121+6221+6321(M/P)+6721の4両セット

車体はエッチング・プレス、前面はロストワックスを使用、台車は新規製作品のＤＴ８０を流用しています。パンタグラフはＰＳ３３Ｂ(銀)、キャブインテリア・客室内インテリアを装備、室内灯は白色チップＬＥＤ仕様（３号車の「Ｑシート」車両のみ暖色）、前照灯・尾灯・前面行先表示もＬＥＤ仕様です。動力は、中間２号車のデハ６２２１にキャノンＥＮ２２一般モーターとＡＣＥギアシステム（２６００ＰＢ－軸距26.0㎜　φ10.5プレート黒メッキ車輪）を搭載しています。

［付属品］
ワイパー、乗務員ドア下ステップ