小田急2300形は、初代の特急ロマンスカー1700形の増備車として昭和30(1955)年に登場した17.5m級4両編成の「ロマンスカー」です。特急車としては初めてカルダン駆動を搭載しました。
昭和34(1959)年にSE車が4編成揃ったのを期に、特急の運用から準特急車両に改造され、昭和38(1963)年のNSE車登場以降はさらに通勤車両として再度改造されました。
特急用の車両としては4年間という短さでしたが、昭和57(1982)年に富士急行へ売却されるまで、幅広い運用で活躍しました。本製品は「特急車」として登場した当時の姿をプロトタイプとして製作しました。
商品仕様
製品名: | 小田急2300形 特急時代 4両編成セット |
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型番: | 1-230-08 |
メーカー: | カツミ |
製造年: | 2020年 |
デハ2301+デハ2302(M/P)+ デハ2303(P)+デハ2304の4両編成。
車体はエッチング・プレス製、前面はロストワックス製で構成され、台車は新規製作のFS203A (ダイキャスト製)を使用しています。パンタグラフはPT43(銀)、キャブインテリア・客室内インテリアを装備、室内灯はチップ型白色LED仕様、前照灯・通過灯・尾灯もLED仕様です。動力は、デハ2302にキャノンEN22軸短モーターとACEギアシステム(2750P-軸距27.5㎜ φ10.5プレート車輪)を搭載しています。
[付属品]
ヘッドマーク(特急はこね・特急あしがら・特急明神・週末急行きんとき)、ワイパー、ドアレール、乗務員ドア下ステップ