国鉄181系は昭和33(1958)年にモハ20系の名で登場したボンネット型特急電車(後の151系)を昭和39(1964)年からパワーアップ改造して誕生した車両です。
製品のプロトタイプは昭和43(1968)~44(1969)年頃に山陽本線で活躍した「うずしお」「しおじ」の編成です。設定はパーラーカー「クロ181」がクロハ181に改造されてから、モハシがモハに改造されるまでの(昭和42(1967)~45(1970)年頃)の11両ですが、途中でサハ1両が向きを変えて組成位置が変更されているので、昭和43(1968)年10月からモハシの消滅までという編成になっています。
また、瀬野-八本松間のいわゆるセノハチ越えの補機連結や九州への乗り入れでジャンパ栓等の改造を施された先頭車もありましたが、製品では改造のないカプラーカバー付きとしています。
商品仕様
製品名: | 181系 山陽特急 11両セット |
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型番: | 1-181-17 |
メーカー: | カツミ |
製造年: | 2022年 |
基本4両Aセット+中間3両Bセット+中間4両Cセットを合わせた11両セットです。
製品は、真鍮プレス加工をメインにロストワックス製部品などを組み合わせて構成しています。パンタグラフはPS16(新)、室内にはキャブインテリア・客室内インテリアを装備。ライト類の仕様は、室内灯が白色LED、前照灯・尾灯が電球、愛称板がLED仕様です。動力は、A・Bセットがモハ181、Cセットがモロ181にキャノンEN22一般モーターとACEギアシステム(2600P-軸距26.0㎜ φ10.5プレート車輪)を搭載しています。
[付属品]
インレタ(ナンバー・JNRマーク・1等表記)、ワイパー、バックミラー、ヘッドマーク(無表示×2・うずしお×2)、キャンバス止め、方向幕・号車札・サボ類、高速度記録銘板