115系は、昭和37(1962)年に開発された111系の出力強化型として、MT54形主電動機を搭載し翌年の昭和38(1963)年に113系と共に登場した直流近郊型電車です。113系に対して山岳急勾配線区のための耐寒や耐雪構造・勾配への対策が施されました。約19年間にわたり、約2,000両近い多数の車両が製造され、当時の近郊輸送を担いました。
本製品は、高崎車両センター(旧新前橋電車区)に所属していた、国鉄時代を彷彿させる“未更新車”4連をプロトタイプとして、上越線や両毛線をはじめとするローカル運用で活躍した晩年の姿を模型化しました。
商品仕様
製品名: | JR東日本115系1000番台 高崎車両センター 未更新車 4両Aセット |
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型番: | 1-115-13 |
メーカー: | カツミ |
製造年: | 2025年 |
車体はエッチング・プレス製、前面はロストワックス製で、ドア窓と戸袋窓はHゴム表現も施したプラスチック成型品を使用しました。台車はTR212(クハ)・DT21(モハ)を使用し、共にダイキャスト製です。パンタグラフは耐寒カバー付のPS16改、キャブインテリア・客室内インテリアを装備、室内灯はチップ型白色LED仕様、前照灯・尾灯・前面行先種別幕もLED仕様です。動力は、モハ114-1000にキャノンEN22一般モーターとACEギアシステム(2600PB-軸距26.0㎜ φ10.5プレート黒メッキ車輪)を搭載しています。
[付属品]
ナンバー・標記類 インレタです。図を参考にお好みの番号、各種標記を転写してください。
前面・側面方向幕 前面は白地に黒文字の「普通」、側面は「高崎」を装着済です。添付品はお好みでご利用ください。
JRマーク 印刷済です。
乗務員ドア下ステップ 床下にネジ(1.4×2.5)止めします。
ワイパー よく切れるニッパ等で切り離し、図を参考に少量のゴム系接着剤で貼付してください。
前面ホロ・ホロ枠 図を参考にしてゴム系接着剤で貼付してください。(クハ115-1100のみ)