103系は、101系の経験をもとにしながら、駅間距離の短い山手線のような線区に適した通勤電車として昭和38年(1963)に開発されました。低速域でのパワーアップ化のために大型化されたモーター(MT55)を装着するため、電動車の車輪径が910㎜(模型製品ではφ11.5)と大きくなったほか、前面窓の下端位置の上昇・左右への拡大、通風孔の設置などが101系との主な変更点です。その後21年間に、一形式としては最大の3,447両が製造され通勤輸送を支えました。
商品仕様
製品名: | モハ102 新製冷房車 M キット(モーター付き) |
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型番: | 1-103-62 |
メーカー: | カツミ |
製造年: | 2013年 |
車体と前面はエッチング・プレス、ドア窓と戸袋窓はHゴム表現も施したプラスチック成型品を使用しました。台車は新規設計のDT33(モハ)・TR212(クハ・サハ)で共にダイキャスト製です。パンタグラフはPS16(新)銀色、キャブインテリア・客室内インテリアを装備、室内灯は白色LED仕様、前照灯・尾灯は電球仕様です。動力は、モハ102にキャノンEN22モーターと新設計のACEギアシステム(WB28.5㎜ φ11.5プレート車輪)を搭載しています。
※別売部品の「EN-22モーター(一般用両軸)×1」のセット販売となっております。
<別売部品>
白色FLパネルライトB×1本、DT33PL台車×1、ACEギア2851P(WB28.5mm Φ11.5プレート車輪)×1、ACEジョイントφ2.0-φ2.0×1